マンション水漏れ 上の階を探す
目の前の浸水被害が、一体どこから来た水によってもたらされているかを特定するのが、マンションなどの集合住宅における水漏れ対処の第一歩となります。
しかし、第一歩でありながら全行程中最も難しい部分でもあります。
まず、水というものは上から下に流れるという原則こそありますが、同時に何かを伝って流れていくこともあれば、毛細管現象などで限定的ですが段差を乗り越えたりするという性質もあります。
このため、例えばある部屋の天井部分で染みが見つかり、水漏れが原因だと予想できたとしても、実は直上の部屋では無く、その隣りの部屋が原因だということもあるのです。
また、水場というのは台所・風呂・トイレなどいずれも重要な生活空間ですので、「ちょっと見せてください」と言われたときに難色を示す人も珍しくありません。
しかも水漏れというものは、よほど激しくない限り音もでなければ臭いも出ませんので、居住者本人には自覚がなく、「容疑者」扱いされることに過剰に反応する人もいます。
しかし、ある程度の当たりは付けたとしても、最終的に漏れている箇所を直接確認しないことには、修理するにしても賠償関係を考えるにしても話が進まないのです。
こうした水漏れ現場を押さえる為の訪問は、出来る限り穏健に丁寧に行う必要があります。
出来る限り管理人さんや、管理会社スタッフなど第三者を交えて、感情的にならないように心がけて事情を説明しましょう。
いきなり犯人扱いして乗り込んだりすれば、水漏れ以上のトラブルを引き起こしかねません。


